
大人の背中で伝える試み
「ねばならない」を外し、
子ども自身の「やりたい」を応援したい。
そう決めたものの、
そもそも「やりたい」が見つからなければ始まりません。
実際には、
明確な「やりたい」を持っている子どもは
多くはありませんでした。
そこで私たちは、
まず大人自身が動いてみることにしました。
「面白そう」
「やってみたい」
その気持ちを起点に、
地域の方々と出かけたり、
知的好奇心を刺激する企画を重ねたり、
さまざまな場をつくっていきました。




大人が楽しむ姿を見せる
これまで子ども向けに行ってきた講座を、
大人向けにも開いてみました。
算数やアートを、
大人が本気で楽しんでみる。
その姿が、
何かのきっかけになるかもしれない。
そんな期待が、どこかにありました。
それでも残った違和感
やってみて、はっきりしたことがあります。
大人の「やりたい」から始めたつもりでも、その奥には、
「きっと子どもたちのためになる」
という思いが静かに潜んでいました。
それは悪意ではありません。
むしろ善意です。
けれど——
善意であっても、
それが奥にある以上、
純粋な「やりたい」とは、
違ったものになってしまう。
そのことに、気づき始めていました。
本気の「やりたい」とは何か
楽しいことは、間違いない。
けれど、
「本気か?」と自分に問うと、
どこかひっかかる。
本気の「やりたい」とは、
一体なんだろう。
子どもより先に、
私たち大人こそが、
そこに向き合わなければならないのではないか。
そう思い始めたのが、
この頃でした。

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