第3章 2017、18年 | 地域活動編

AII地域で子どもを育てる!

学習支援を続ける中で、私たちはひとつの思いを抱くようになりました。

家庭や学校だけでなく、もっと地域まるごとで子どもを支えることはできないだろうか。

そんな問いの先にあったのが、新拠点での活動でした。

新拠点・東逗子キリガヤラボズへ

2016年10月、東逗子のキリガヤラボズに拠点ができました。

それまで各所を転々としていた私たちにとって、「帰ってこられる場所」ができたことは、大きな転機でした。

拠点ができたことで、子どもたちだけでなく、地域の大人たちとのつながりも自然と広がっていきました。

トモイクDAYの開催

トモイクDAYがはじまるきっかけは、
「ずし子ども0円食堂」との出会いでした。

逗子にはすでに、無料で食事を提供するあたたかな場がある。それなら私たちは、無料の学びの場をつくろう。

こうして始まったのがトモイクDAYでした。

コンセプトは、
子どもと大人が地域の中で、
ともに学び、ともに安心できる場所。

子どもたちは、学習まんがを読んだり、宿題をしたり、地域の大人と本気でゲームをしたり。
そこにあったのは、「教える・教えられる」という上下の枠を超えた関係でした。

誰からも否定をされない安心できる空間で、
学校に居場所を見つけられなかった子が自然に笑い、
大人と言葉を交わす。

子どもたちののびのびとした姿や、
ご家庭・学校での生活に見られる変化を通じて、
私たちは「地域の力」を目の当たりにしていました。

地域へ飛び出すトモイクDAY

この取り組みは2020年のコロナ禍前まで続き、
やがて形を変えていきます。

白米を持参して地域のお宅におじゃまし、
一緒に時間を過ごすこともありました。

拠点という「点」の活動から、
地域そのものが居場所になる「面」の活動へ。

地域の力を目の当たりにして、
「ALL地域で子どもを育てる」という言葉は、
確かな実感へと変わっていきました。

そして、ここまでこれたからこそ、
私たちは次の問いへと進むことになります。

大人と子どもの真剣対決
地域の大人と食卓を囲む
調理実習に積極的に参加する子も
愛情あふれるメニューが並ぶ
夏休みには屋上でラジオ体操
ゲームで大人に勝ったらガラポンが回せて景品がもらえる。表情は真剣そのもの
地域のお宅にて夕食後の対戦タイム

 1. 10-16 | 課外 勉強だけでなく心も育てる
 2. 10-16 | 学習 CoCoLoは勉強から逃げない
 3. 17,18 | 地域 ALL地域で子どもを育てる!
 4. 17,18 | 学習 少年との衝突と価値観の大転換
5. 17,18 | 学習 成績向上と「教える」を手放す
 6. 17,18 | 不登校 「まっぷ」誕生と出席扱い
 7. 19 | 大改革「全面無料化」へ
 8. 19 | 「させたい」から抜け出す準備期間
 9. 19 | 子どもに教わった本気の「やりたい
10. 20,21 | ココロの憲法の誕生
11. 20,21 | スクールからスコーレへ
12. 22 | 地域へ飛び出すCoCoLoの理念
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