
「先」に「生」まれた存在として
「教える」を手放した先で、
私たちはしばらく立ち止まることなります。
教えない。
導かない。
整えない。
では一体、ここで私は何をすればよいのだろう。
そんな空白の時間が、
しばらく続きました。
その先で、
私たちがたどり着いたのが、
大人自身が、本気で「やりたいことをやる」ということでした。
自分の中にある小さな声を大切にしながら、
ただ日々を生きるという、
とてもシンプルな「在り方」でした。
子どもたちは、
大人の背中をよく見ています。
ただ「先」に「生」まれただけの存在として、
自分の中に持って生まれた心の声を大切にしながら、
生きていく。
そんな感覚に、
少しずつ、けれど確かに、
たどり着いていきました。
スクールから、スコーレへ
ちょうどその頃、
「スコーレ」という言葉に出会います。
スコーレ(scholē)は、
古代ギリシャ語で「間暇(ひま)」を意味し、
スクール(school)の語源とされています。
それは、
ゆったりと流れる時間の中で、
自分の興味に主体的に向き合うことが許された贅沢な時間。
「好きなこと」や
「気になっていること」に
心のゆくまま没頭できる環境。
私たちはそこで、
学びの原点に立ち返ったような気がしました。
効率や成果を求める「スクール」から、
魂が遊ぶ「スコーレ」へ。
気づけば、
私たちもまた、
その方向へと歩みを進めていました。
1. 10-16 | 課外 勉強だけでなく心も育てる
2. 10-16 | 学習 CoCoLoは勉強から逃げない
3. 17,18 | 地域 ALL地域で子どもを育てる!
4. 17,18 | 学習 少年との衝突と価値観の大転換
5. 17,18 | 学習 成績向上と「教える」を手放す
6. 17,18 | 不登校 「まっぷ」誕生と出席扱い
7. 19 | 大改革「全面無料化」へ
8. 19 | 「させたい」から抜け出す準備期間
9. 19 | 子どもに教わった本気の「やりたい」
10. 20,21 | ココロの憲法の誕生
11. 20,21 | スクールからスコーレへ
12. 22 | 地域へ飛び出すCoCoLoの理念
目次に戻る