昨日は七夕風飾りの製作をおこない、
子どもからシニア世代まで10名の方々に参加していただきました。
当初「折り紙」には抵抗があった初参加のシニアの方々も、
「これなら私たちでも楽しめるわ!」
と思い思いの表現を楽しんでおられました。
今回の製作では、「折る」「切る」だけでなく、
「染める」を付け加えたことで、
「何がおこるかわからない度」がアップしました。
僕がアート企画を考える際は、
僕自身が、
「楽しそう!」「やってみたい!」
という創作アイデアを参考にさせてもらっています。
で、実際どんなサイトを参考にしているかというと、
「保育のサイト」
なんです。
ただ、はじめから意図的に「保育のサイト」を見ていたわけではありません。
「これ面白そう!」と思った作品をたどるといつも「保育のサイト」だったことに、ある時、気がつきました。
ここで話を拡大します。
一般的な風潮として、
保育園児や幼稚園児がやるようなことを
小学生や中学生が楽しんやっていたら、
「変」と思われてしまうでしょう。
でも、その「変」はヒトの本質ではなく、
学びが「直線的な構造」と思い込むところから出てくる、
あたまだけで考えた、ただの1つの考え方なのかと思いました。
実際、学びとは「らせん構造」なのです。
上から見ると同じところをぐるぐるしているように見えるけど、深さが全然異なっている。
年を重ねていくと、同じことをやっても感じ方や吸収できるものが変わってくるのって誰しもが経験されたことがあるのではないでしょうか。
教科書で出てくる学びも同じなんです。
なので、大人や子ども関係なく、学び直したり、同じことを繰り返し学ぶのが、決して例外ではなく、むしろ「当たり前」と捉えられるようになると、もっと学びが楽しくなると思います。
Tanaka4

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