“叱る”ではなく“問いかけ”から学ぶ

ココロさんの寺子屋

「“叱る”ではなく“問いかけ”から学ぶ」

先日、教室内のおもちゃが壊れていました。

木と紙でできている民芸品でした。

使い方を知らなかったんだろうな。

強度の高いプラスチック性が多くなってきているから、
紙が弱いものという感覚が薄らいでいるのかなぁ・・・

そうそう!

CoCoLoの会では、子ども達の興味を引き出すため、教室内に様々なしかけがしてあるのです。

様々な育脳グッズの中の一つだったんです。

話は戻り・・・

何かを禁止することは簡単なんです。

でも、一緒に考え、心で感じて欲しく子ども会議を行うことにしました。

壁一面に覆われた布。

まずは、
なぜあるのかをまず考えてもらいました。

「集中するため!」
という声も上がりました。
また、
「おもちゃが壊れていた」
との声も。

おもちゃはT氏のものだと伝え、
T氏は、それを見て、どんな気持ちになったかなぁ?と問いかけてみました。

「悲しい」

という声があがりました。

T氏にも、どんな気持ちだったか話をしてもらいました。

私が、今のままだとT氏は、不安で、みんなを信用して色々なものを使わせてあげらないよと伝えました。

そして、
T氏にみんなを信用する気持ちが今、何パーセントか聞いてみました。

「10%」とT氏。

子ども達の寂しそうな顔。

そこで、私は、
「T氏の信用度を100%にするにはどうしたらよいのかなぁ?」
と問いかけてみました。

「貸してと言ってから使う!」
「壊さないようにやる」

など、子ども達は自分の考えを言ってくれました。

私がT氏にもう一度
「信用度何パーセント?」
と聞くと

「75%」と信用度が上がりました。まだ100%にはなりません(≧∇≦)

私が子ども達に、
「あといくつで100%になる?」
と聞くと、
「25%!」
という声。

(暗算できるじゃん(笑)
と心の中で喜ぶ。)

「そうだね、25%だね。どうしようか・・・じゃあT氏にどこがまだ不安があるか聞いてみよう」

とT氏に気持ちを話してもらいました。

心をこめて使って欲しいこと。
そうしたら、実験など楽しいことをたくさん一緒にできること。

失敗はあるのは当然。
次にどういかすかが大切であること。

など、T氏は、丁寧に気持ちを伝えていました。

最後は、信用度が100%になり、
子ども達も喜んで、笑顔でアートの時間に入りました。

誰一人、壊してしまった子を探そうともせず、前向きに改善策を考えていました。

感動しました。

最後は、
「壊したらちゃんと言う」
と明るい発言もありました。

私は、
「失敗してもいいんだよ。
それをどうプラスに変えて成長するかが大事だよ」と伝えました。

お説教ムードではなく、
いつもと変わらない和やかな雰囲気で子ども会議ができたこと、

子ども達の成長を感じずにはいられませんでした。

また、私達との信頼関係があるから、真剣な話もしっかりできるのだと思いました。感謝です。

このような学びの時間は、
大切にしたいと思います。

後日、あるお母様から、
普段は聞かないと様子を話さない子が、子ども会議のあった日は、自分から教室での出来事を話してくれたというメールが届きました。

失敗することが悪いのではなく、
そのあとが大切なんだということに衝撃を受けたらしいのです。

「失敗から何を学ぶかが大切」

という、大人にとっては、当たり前のことでも、小学校低学年にとっては、心が大きく揺さぶられた学びだったのですね。

これは、私にとっても学びとなりました。

子ども達は、
「失敗したらいけない」
と私が考える以上に思ってるんだな
・・・

失敗の先に、
輝く学びがあることを
もしかしたら、
知らないのかもしれない・・・

「失敗してはいけない」
って思っていたら、
気軽にチャレンジできないよな・・・

よく

「最近の子は
チャレンジしようとしない」

「失敗するかもしれないから、
最初からやらない」

なんてことを、
耳にするなぁ・・・

これは、
ものすごく重要な課題だ!

と、改めて「問いかけ」のスキルアップをしなければいけないと感じた出来事でした。

感謝(*^_^*)

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よしはら ちぐさ

よしはら ちぐさ

元大手塾講師。自分自身がやりたいことをやり輝くために「ココロさんの寺子屋」を立ち上げる。「あったらいいな」を形にすべく地域の方々と共に奮闘中。

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