2015チャレンジ合宿レポ by Tanaka4

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チャレンジ合宿1日目、夜。
会議室に集まって、1日目の振り返りと、2日目に向けての話し合いをおこなった。
当日、初めて会ったメンバーもいる中で、1日目は遠慮や緊張感のみならず、仲間同士のふざけた感じさえあった。
チームとしての一体感には程遠い。
こんな状態で2日目の命綱をつけての上級チャレンジなんてできるのか?
大人からの問いに子どもたちは一生懸命考えた。
不安から中級でよいという意見も始めは出たけれど、最終的にはチャレンジすることで話がまとまった。
「明日は全力でチャレンジします!」
誰もが、明日は今日より上手くいくに違いないと思った。その時は、、

・・・

2日目の朝。明け方の4時過ぎにふと目がさめる。外から子どもの声が聞こえたので、随分はやく活動するグループもあるんだなと外を見てみると、自分たちのグループの子ども部屋が電気が付いていて、そこから声が聞こえていた。
まさか・・・
学生時代の修学旅行で怒鳴られた記憶を思い出しつつ、子ども部屋に駆けつけると、
興奮して寝れないんですよ〜
と、なんの悪気もなく無邪気に笑う子どもたちが中から出てきた。
それを見たら怒鳴る気にはなれず、正直どんな言葉をかけたらよいのかもわからなかったため、とにかく電気を消して寝ろと布団の中に入れさせた。
朝食後の朝8時半、午前中のミッションを急遽取りやめての緊急ミーティング。
消灯時にトランプゲームをもうひと試合したら寝ますと言ったあの言葉はなんだったのか、そのあとの事情を聴く。
結局は寝れなかったので寝ませんでしたといういたってシンプルな話なのだが、明日は全力でやります!と昨日の夜の宣言は忘れてしまったのか。
何がいけなかったのかを本当にわかっていない様子。
話を聴くうちに、寝てなくても一生懸命やればいいんでしょ?的な感じがだんだんでてきたので、そこで私も熱いものがこみ上げてきてたずねました。
「じゃあ、みんなはサッカーをやっているけど大事な試合の日にチームメイトが昨日は寝れなかったから徹夜してきちゃったよ〜ってヘラヘラ笑ってきたらどう思う?一緒に試合をやる気になるかな?」
みんな一斉に下を向いて黙ってしまいました。相手の立場になって考えることで自分のやったことがわかることがあります。こういうときに屁理屈を言わないのが子どもの素晴らしいところ。
吉原さんも問いかけました。
「私が消灯時間に無理矢理にでも電気を消して寝かしつけとけばよかったのかな?みんなは自分が決めたことちゃんと実行できる人だと信じていたけど、誰かに怒鳴られたりひっぱたかれたりしないとできないのかな?裏切られたような感じがしてとても悲しいです。」
CoCoLoの会の代表の吉原さんは、いまでは想像つきませんが、寺子屋を始める前、学習塾の世界で働いていた時代に「鬼の吉原」と呼ばれるぐらい厳しい指導をしていました。しかし、その方法に違和感を感じ、子どもの可能性を最大限に引き出すためにいま寺子屋でおこなっている子どもの自主性を尊重する方法に辿りつきました。
続けてごんしさんも問いかけました。
「怒鳴ることは簡単だ。大人は体がデカイから君たちを力で抑えつけることができる。でも君たちはそれでいいのかい?」
CoCoLoの会の活動に賛同し、いつも全力で熱いサポートをしてくださるごんしさん。忙しい中、節目節目の大事なイベントに必ず駆け付けてくれます。今回もだらけそうになる雰囲気をビシッと一喝して何度も引き締めてくれました。
いまの話を踏まえて、命綱をつけての上級チャレンジを本当におこなうかどうか、今後こういうことが起きないようにするにはどうしたらよいか、チームが一丸になるにはどうしたらいいかなどを改めてみんなで考えて発表してもらいました。
感じたことを言葉にするのは簡単ではありません。
初めの発表では、上辺だけの差し障りのない表現が並び、ハートには届きませんでした。
再度やり直し。
今度は、1人1人の思いが詰まった発表になりました。一生懸命に心を使ったことが伝わってくる素晴らしいプレゼンでした。
その後、お互いの良いところや感謝の気持ちを付箋に書いて1人1人に渡すワークを行い、結束を高めました。

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そして、命綱を使った上級チャレンジを行うことに決めた子どもたちは、そこでみんな全力を尽くすことができました。チャレンジで大事なのはとにかくやってみること。私は最近になるまでそれがよくわかりませんでしたが(以前は結果やお金や生活の安全のことばかりを頭で考えていました)、子どもたちはなぜか(?)それがわかっているんですね。チャレンジしている人を一生懸命応援し続け、大人の私でも恐怖で足がガクガク震えるようなチャレンジを誰1人途中であきらめる人はいませんでした。
この合宿に参加してすぐに変わる子どももいれば、変わるために時間が必要な子どももいると思います。
何かのときに思い出してもらえたらとても嬉しく思います。
最高に充実した2日間でした。

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関わってくれた全ての方に感謝しかありません。
長文を読んでいただきありがとうございました。
Tanaka4

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